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本物の贅沢を味わう家
現地に向かうと、建物側面のややブラウンに着色された打ちっ放しコンクリートと、正面の高級感あるタイル貼りの外壁が目に飛び込んでくる。
1階正面には、普通車なら最大3台駐車可能なガレージの奥に、重厚な玄関ドアがある。
インターホンを鳴らすと、リビングからの遠隔操作で解錠がされ、玄関に迎え入れられる。
玄関正面にはパティオ(中庭)があり、オーナー夫人のセンスでデコレーションされている。季節毎に変化を持たせる工夫がされているようだ。
シューズクロークやホームエレベーターのあるホール、広い土間など家の顔ともいえる玄関は贅沢な造りだ。
1階奥にはゲストルームが設けられている。
元々は洋風フロアと畳敷きの仕様であったが、現在は全てフロアで統一されている。
約10帖のゲストルームには専用のトイレ、パウダールーム、浴室が用意されており、さながらホテルのスイートルームのようである。
2階へはエレベーターでなく、階段を使って行ってみる。ゆとりある階段は壁手摺があっても狭さは感じない。
このフロアはプライベートスペースとなっている。
7.5帖、8帖の洋室は子供部屋として利用されていた。なお、この地域は阪之上小学校区、東中学校区であり、子育て世代に特に人気のエリアである。
8帖洋室を二つ繋げた主寝室は、夫婦の寝室を別にすることも、片方をリビングのように、又は書斎にと、使い方のバリエーションは豊富だ。
各部屋にクローゼットがありながら、独立した約5帖のウォークインクロゼットもあり、収納には困らない。
2階にはトイレ、洗面脱衣室、浴室がある。
浴室は1.25坪でゆとりがあるうえ、時間をかけて入浴できるようTVも設備されているのが嬉しい。
3階のホールに到着するとエレベーター正面にルーフテラスがある。
台所とは窓を介して繋がっており、晴天時にはバーベキューなどを楽しめる。
畳コーナーがあり床暖房完備のLDKは約30帖。親しい仲間を集めてのホームパーティーもできそうだ。
3階にLDKを配置することにより、採光と眺望を確保している。
因みに、流し台のIHヒーターと食器洗浄機は2017年に交換済みであるとのこと。
一方、3階には来客を静かに迎えられるように、落ち着いて過ごせる和室もある。
ゲストを意識してか、3階のトイレは1坪のゆったりしたスペースとなっている。
仕事柄これまで多くの物件を見てきたが、丁寧に造られているうえ、これほど管理が行き届いている家を見たことがない。
夫人による清掃や飾り付けなどが徹底されており、オーナーの住まいにかける愛情が強く感じられる。
住まいの価値は、管理次第で大きく変わることが実感できる物件だ。
優秀な設計士のデザイン力、地元有力建設会社の技術力、そしてオーナーの情熱が一体となったまさに長岡の傑作といえる邸宅である。
高額であるが故、誰もが取得できるわけではないが、本物の贅沢を求めている方にお奨めしたい。
媒介の指名をいただいたことに感謝するとともに、令和の新時代に紹介できることを嬉しく思う。
長岡市城内町三丁目4番地3
鉄筋コンクリート造陸屋根3階建
土地面積 158.30㎡(約47.88坪)
延床面積 273.62㎡(約82.77坪)
2007年4月竣工
設計 小林茂建築設計事務所
施工 株式会社植木組
販売価格4,950万円(取引態様 専任)
物件の詳細は、こちらをご覧いただきたい。